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正しさということ

世の中には、絶対に正しいということがあるでしょうか?

反対に、絶対に間違っているということはあるのでしょうか?

以前、僕は、このことについていろいろ考えました。もしかしたら、絶対的に正しいことや間違っていることが存在しそうであるということまで考えましたが、それ以降、明確な答えの出ないまま、今に至っています。

これも以前に読んだのですが、池田晶子さんの『十四歳からの哲学』という本があります。

最近読んだ文章の中で、安岡定子さんが、この本の中のある言葉を紹介していました。



「本当のことを知るためには、
 正しく考えることが必要だ。
 正しいということは
 自分一人に正しいのではなく、
 誰にとっても正しいことだ」



僕が読んだ時には、気にも留めなかった言葉ですが、とても良い言葉だと思いました。

絶対的に正しいことは存在するかもしれないし、存在しないかもしれない。
しかし、それは重要なのではなくて、「正しく考えること」こそが大事なのかもしれません。

正しく考えることができれば、そのとき、その人にとって、最適な答えを導くことができるのではないか。

では、「正しく考える」とは、どういうことか?

簡単には言えませんが、論理的に、自分だけの利益を考えず、今持つ知識や経験を駆使して、精一杯考え抜くことではないでしょうか。池田さんの言う「誰にとっても正しいこと」というのは、みんなにとって利益があることと言い換えられないでしょうか。

勉強は、まさに「正しく考える」ための道具だと思います。

期末テストに向けてがんばれ!貼り出されている成績優秀者に続け!

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秋山大治郎

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